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Tech Blog #75 AIと共に走る。サンフランシスコのWaymo自動運転タクシー探訪②

Waymoのハイウェイ走行が認可


Source; https://o-dan.net/ja/

こんにちは、Marvinです。子供の頃、私にとって何故か魅力的だったのは、スキー場の積雪情報をチェックすることでした。しかし、3月下旬になると、多くのスキー場の積雪は減り、利用できるコースも少なくなり、時にはスキー場そのものが閉鎖されてしまいます。インターネットがまだ普及していない時代、私は新聞の小さな欄でスキー場情報を追いかけていました。4月が近づくと、その欄も消えてしまうのが寂しかった記憶があります。私自身、頻繁にスキーに出かけるわけではなく、年に数回楽しむ程度のスキーヤーではあるのですが、この時期は毎年なんとなく寂しい気持ちになります。



Waymoのハイウェイ走行が認可


 先日、「Bay Area Tech Blog #72:AIと共に走る。サンフランシスコのWaymo自動運転タクシー探訪①」のブログで自動運転タクシーのWaymoについて執筆させていただきましたが、Updateがありましたので共有させていただきます。





 2024年3月、Waymo社はCPUC(California Public Utilities Commission/カリフォルニア州公共事業委員会)からロサンゼルスの一部とベイエリアのハイウェイでの運行について認可を受けました。この許可により、ベイエリアでのサービスエリアはサンフランシスコからサニーベールまで南下し、ロサンゼルスではパシフィックパリセーズからマンハッタンビーチ、モントレーパーク、パラマウントに至る広範囲での運行が可能となります。また、サンフランシスコ市内から南にあるサンフランシスコ国際空港へはハイウェイを通じてのアクセスも可能となります。運行開始日はまだ決定しておらず、Waymo社の公式発表を待っている状況です。ハイウェイでの最高速度は65mph・・・1マイル(mile)は1,609メートル(meter)なので、これを時速に換算すると約104.6kmph・・・無人の運転席を眺めながらこの速度で移動するのは、ちょっとドキドキしてしまいそうですね。

ハイウェイをテスト走行している動画がWaymo社の公式Webページに上がっていたのでURLを共有させていただきます。



また、個人の印象としては、サンフランシスコ市内を走行しているWaymoの車両がかなり増えた様な気がします。暴動に襲われてWaymoの車両が燃やされてしまったニュースは耳にしましたが、Waymoの交通事故のニュースを聞く機会がなかったので、これは、運営が順調に進んでおり、運行中の車両数が増加していることを示しているかもしれません。



日本での展開は!?


 日本においては、Waymo社ではなく、GMクルーズホールディングスLLC、ゼネラルモーターズ、そして本田技研工業が、2026年初頭に自動運転タクシーサービスを開始する予定であることを発表しました。

このサービスは東京の都市部でまずは数十台の規模からスタートし、将来的には500台規模での運用が予定されているそうです。日本の狭い道路、および歩行者やバイク、自転車が多く行き交う道路事情の中で、どの程度安全に運行できるのかについて、多くの人々から大きな関心と期待が寄せられていそうですね。また、記者会見の様子がYouTubeにアップされているので、下記のリンクからご覧ください。





最後に


自動運転技術は、多くの議論をする余地が残っていると思いますが、間違いなく私たちの生活を根本から変えるポテンシャルを秘めていると思っています。安全性と便利性を高めながら、新しい交通の形がどのように社会に受け入れられていくのか、引き続き注目していきたいですね。新たな進展があれば、ぜひまたこのブログでお話ししましょう。


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参考リンク

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